日記(2002年2月前半)


2/15
僕は笑い方を忘れてしまった。

とか言うとね、何か意味深でミステリアスな感じがして、ホラ、女の子の心を鷲掴みみたいな空気になってくるじゃないですか。ニヒルね。ニヒルな男ね。ニヒルは死語だよね。

まぁそんな洒落たもんじゃなくて、もっと単純ですよ。何か最近、笑うときに笑いが引きつってるなーって思うんですよ。いや、本気で笑ってる時は無問題なんですけど、人付き合いで『愛想笑い』なんてする事もありますわな。その時、その時ですよ。自然に笑ってるつもりなのに右クチビル上がってこねーと。左クチビルだけ8合目くらいまで上がるもんだから、もうその有様は『したり顔』、それにあらずんば『企み顔』ですよ。あの『クックック・・』て感じのやつね。

もう見るからに『愛想笑いですよ〜』って感じで、いやいや愛想なのに自分から公開しちゃってどうすんだと。公開しちゃって後悔かと。それはサムいと。ホント、このまま社会人になったら課長との折り合いが悪くなる事確実ですよ。

じゃあどんな対策をとるかって、別に何もしないんだけどね。俺お得意のオチなし日記だね。まぁそんな事より、中学生くらいの頃に先生が『私語を慎みなさい』とか言った時に『いや誰も死語なんて言ってねーし』とか思ったのはやっぱり俺ぐらいですかね。どーでもいいね。いい加減くたばれって感じだね。ゴメンね。いやマジ、ホントにゴメン。





2/14
昨日は見事に何も予定無かったんで気付いたら8時頃に寝てて今(15日 AM4:00)起きました。昨日十分補給できるはずだった糖分が一切補給できなかったんで、体が欲してヨダレがたんまり出て枕がつゆだくになってました。初めて夢精した中学生が親の目を忍んでパンツを洗うような心持で後で洗ってきます。

まぁんな事はどうでもいいとして、昨日から来てる妹の友達が隣でウルサイです。バレンタインに女の子同士が集まってるなんて微笑ましい限りですが、この際一匹さらって裸にして大量に管をつけて液体に漬けとくのも悪くないです。まぁウチの妹17のクセに友達が女子高生じゃなかったりするんで却下ですけどね。女子高生じゃなかったら何のタメに管がついてるのかわかんないじゃないですか。

とにかく、隣に『女の園』があるのに『見ーてーるーだーけー』どころか壁伝いの声くらいしか味わえないのは蛇の生殺しっつーか蛙の轢死体っつーか俎上の鯉っつーか、多分そんな感じに似ても似つかないので、もう一眠りしようかと思います。さっきから寒くて寒くて股間に手が行きっぱなしです。男の体で一番温かい部分はここですから。

最後に、オ○ニーの事を『セルフバーニング』と呼ぶような素敵な方々は僕と一度お話しましょう。きっと判りあえるさ。





2/13
明日は木曜日。それ以上でもそれ以下でもありません。でも何かモテると思ってるバカな男共を故意に太らせたり、後々深刻な成人病にさせようとしたりするアマゾネス達が暗躍する日だったりするようですね。俺はそんな策略にハメられたりする思慮の浅い人間ではないのですっかりお見通しです。絶対貰いません。貰えないではなく貰いません。貰えないではなく貰わないんですよ。メモしました?でもどうしてもって言うなら考えないでもないです。つーかくれ。

だって理不尽ではないか。いくら将来サクセスしても、この日ばかりは貰えないと敗者みたいな。いくら社長になって左団扇でもこの日ばかりはモテ社員に何か指示出しづらいみたいな。おかしい。おかしいですよコレは〜!!

何でもこれって、始めはチョコあげるイベントでも何でもなくて、ローマで婚姻が認められなかった時代に、影で愛する二人を結びつけるために活躍したバレンタインが殉教された日らしいですね。んで、何でいちいちチョコあげるようになったかって、森○製菓の企みらしいじゃないですか。まぁこんな事言うとついさっき『ミラクルタイム』で仕入れた情報だろうなんて思う人いると思いますけど、違うよ。前から知ってたよ。ホントだよ。しかし憎い。憎いよ森○製菓。みんな騙されるなー。ここの社長だけは明日チョコ貰えなくても左団扇だぞー。例えハゲててもだぞー。

つーか俺が将来サクセスしたらたんまりゼニあげるから明日くれよ。くやしいから明日友達の郵便受けにチョコに手紙添えて反応を見る嫌がらせしようかと思ったけど、明日チョコ買いに行く度胸ないからやめた。やっても惨めだからやめた。やめたから大丈夫だよー。警戒しなくても大丈夫だよー。・・・ダイジョウブダヨ・・クックック・・・。





2/12
今日は友達と大学の近くで遊んでいたんですけど、いいタイミングで友達のライブがあるから来いって連絡が入ったんで、そのまま行ってきたんですけど、眠くて眠くて。今日び『眠い』なんて言ったところでクスリとも笑いが起こらない事ぐらい重々承知なんですけど、ホントその眠さが半端じゃなくて。友達といながらにして電車の中で立ち寝しちゃうくらいですから。いや、別に前に座ってたオヤジの頭に手が当たっちゃってヅラが取れちゃったとか、そんなオイシイ裏話があるわけでもなんでもないです。あ〜やっぱ言わなきゃよかったかな。

まぁなんとか煙草と男気で眠気をねじ伏せてライブハウスに入ったんですけど、あ、前もって説明しとくと、この友人のバンドのライブを見に来たのはもう3回目になります。んで、その友人からバンドの裏事情というか、コイツとは合わないからメンバー入れ替えようとか色々聞いてたんで、近々切られるであろうバンドのメンバーが汗水流して演奏している姿を、涙涙で見ておりました。メジャー入り目指して片田舎から上京して来たのにねぇ。可哀想にねぇ・・。

まぁそんな事はどうでもいいとして、今日のライブは曲数は少ないながら、色々イベントを盛り込んでてそれなりに楽しめたんですが、いやいや、これはちと違うな。みんなそれなりに楽しめた“らしい”んですが、途中であったマジックのタネを思いっきり俺知ってたんで、ちょっと興ざめだったり。

その時、みんなにマジックのタネをコソコソ教えちゃってる俺に、マジックをやったバンドのボーカルの視線が痛くて痛くて、今日はその場面がフラッシュバックして安眠出来そうにありません。南〜無〜。





2/11
何か今日スゲー寒くないですか?朝からポンポン痛いんですけど。ポンポンてのは一応説明しとくと腹の事なんですけど、もう朝から何度便所行ったことか。便所行った回数がどれくらい多いかって、俺が去年大学行った回数よか多いんではないかと言うと嘘になる感じですよ。あくまで感じね。

まぁ掴みは掴んでようが掴めていまいがこれでいいとしても、これしきの事で腹痛めてるようじゃ、俺もまだまだヒヨッコだと思うんですよ。というより、これしきの事でヒヨッコとか言っちゃってる事が何よりヒヨッコだと思うんですよ。

例えば、友達が何気なく出したなぞなぞが解けなかったとする。この時、『俺って友達が何気なく出したなぞなぞも解けないような頭の回らん奴なんだなぁ』なんて思っちゃう。それぐらいヒヨッコです。

まぁ裏を返せば、み○もんたが何気なく出した50万円くらいの問題を解けた時なんかは、『俺って結構博識だなぁ』などと。そんなヒヨッコですよ。

ちょっとした事で一喜一憂できるというのは幸せな事だよ。ただ、時には物事に動じない強靭な精神を持つことも必要かな。って、別にそんな事はどうでもいいんですよ。むしろ、これだけ敏感に物事に反応するくせに、それでいて何故こんなにも注意散漫かと。

何故急にこんな事を言い出したか。簡単な事です。紙がないんですよトイレに。当たり前です。だってさっき自分がトイレ行った時に使い切っちゃったもん。ビックリしました。なんで自分で仕掛けたトラップに引っかかるかと。

この時、ファミコンの名作『スパイVSスパイ』を思い出し、昔から変わってねぇなあ俺、と思いました。知らない人ごめんなさい。というより8割方知らないと思うんで本当にごめんなさい。散々引っ張っといてオチがこれだもんねぇ。そりゃ腹も立ちますわねぇ。ただ、この場合は『ポンポンも立ちますわねぇ』とは言わない。勉強になったね♪





2/10
今日掃除をしていたら、机の奥から面白いものが出てきました。とは言っても俺以外の人には面白くもなんともない代物ですが、まぁそいつはつまり大学一年の年度末テストのノートのコピー3、4枚だったりしたわけじゃないですか。

別に今更どうでもいいというか、もう気にしてないよなどと口にしながら、内心ハラワタ煮えくり返って『お前が隠してたのか』と心の中で叫びながら机の引き出しを引いたり押したり引いたり押したりして机に嫌がらせした事はまぁどうでもいいとして、今日は近所のラーメン屋に行ってきました。

俺は無類のこってりとんこつ好きなのは有名な話ですが、美味いと聞いたラーメン屋には大抵足を運びます。まぁ足を運ぶとは言っても電車使ったりしちゃったんですが、どうも家の近所だと美味いラーメン屋に巡り合った試しがない。

今回もあまり期待せずに向かったわけですけど、大方の予想に反して、思った以上に酷かった。何か『ビリッ』とか聞こえて、市販の袋っぽいやつから麺を引っ張りだした時点で俺のテンションはかなり下がったんですけど、食ったら食ったで麺がやらけーやらけー。こんだけ待たせて茹ですぎって、どういう気の回しようでしょう。

しかも更にやってくれましたこの店。何か変なところでこだわり出してて、日曜12時過ぎにあえて『テレ東』。しかも世間がオリンピックで賑わってる今、テレ朝でその放送やってるにも関わらずあえて『テレ東』。しかも家帰って調べてみたら再放送ですわ。オリンピックやってんのに。テレ朝でオリンピックやってんのに。テレ朝で。こだわるなら麺とかスープとかチャイナ服のバイト雇うとかしなさいよ。

もうホント、あんなモンで三大欲求の一つを満たしてしまったかと思うとやるせなくて、帰りにコンビニで肉まん買って食ってやりました。2コも。3コにしようかと思ったら金が無かったんで2コ食ってやりました。へへ。





2/9
煙草を吸い始めて9ヶ月ほど経ちました。
今日電車に乗るとき、間に合うか間に合わないかの瀬戸際だったんでちょっとだけ走ったのです。
んで駆け込みセーフ。
そしたら息切れすることこの上なくて、でも電車の中だから恥かしいし、ホントならこの電車の中の空気全部独り占めしたいところを我慢に我慢を重ねて一歩大人になりました。
でもそしたら余計に苦しくなってきて、尚更に呼吸が激しくなって動悸・息切れの両成敗。
朝も早かったんで電車は混雑。
満員電車の中、前に女性のいる状況でハアハア。
特別幸せでもないけれど、波風立てず順風満帆にここまできた俺の人生に、ここで泥を塗るわけにはいきません。
手でも捕まれて『なにやってんですかアンタ』なんて言われて独房にブチ込まれたらそれで俺の人生ピリオドです。
というより、それで刑務所行くかどうかって以前に電車の乗客の視線を浴びてしまった時点で弱い僕はある意味ピリオドです。

今後トラウマになって満員電車に乗れなくなる
  ↓
就職試験に合格するも遅刻が続いて即刻クビ
  ↓
ガード下に寝泊りしては酒を探してゴミを漁り歩くのんだくれ人生開始
  ↓
アルコール中毒の末期症状が出てご臨終
 
こんな図式が浮かびます。それは困るので電車を降りようかと思いました。その前に、もしここで降りた場合の俺の将来を考えてみたのです。

就職活動をするも、能力の無さから全社不採用
  ↓
ガード下に寝泊りしては酒を探してゴミを漁り歩くのんだくれ人生開始

どっちに転んでも同じみたいなんで、そのまま乗り継ぎました。結局何事もなく目的地に着きました。俺の人生の目的地は遠ざかったみたいですけど大丈夫、僕は今日も元気です。





2/6
前回、申し込み最終日をやり過ごしまして、勉強の甲斐なく情報処理技術者試験を受け損なったんで、今日はちゃんと申し込みを郵便局で済ましてまいりました。その後これといって用事もなかったんで、今月開店したばかりの大型電気店に足を運んできました。

店は非常に広くて見渡しもよく、自分の欲しい商品の置かれた場所がわかり易くて、まぁ悪くない感じでした。難を言えばトイレの紙がちょっと薄いことくらいですかね。トイレはその店を写しだす鏡なんで、重要です。俺は初めて行った店のトイレチェックを怠りません。

まぁそんな事はどうでもいいんです。開店セール中で値段が安かったんで、前々から買おうと思っていたプリンタを衝動買いしてしまったんです。その時はなかなかいい買い物をしたなと満足してたんですが。

しかし後々家に帰ってPCで調べてみると、俺が購入した価格より4000円も安く売られておりました。しかもネット販売やってるから家でちょちょいとキーボードを叩いてやれば二日後には家から動かずして同じプリンタが俺の手元に。もうやってられませんわ。

まぁそんな事もどうでもいいとして、ちょっと郵便局に出かけるだけのつもりだった俺は家の鍵を持たずに家を出てしまい、午後6時過ぎに家に帰った頃にはしっかり錠がされておりました。お蔭で家族の誰かが帰ってくる8時過ぎまで俺は閉め出し喰らって近場でウロウロ時間を潰す事に。もうやってられませんわ。

まぁこの際これもどうでもいいとして、今日は色々災難だったなぁなどと思いながらも、こうしてネタに出来るから別にいいか、なんて思っていたものの、いざ書いてみたら大した事ないし面白くもないし。もうやってられませんよね?





2/5
さて、スウィートホーム購入から1週間程経った日に、俺は親と共に早くもそのゲームを売りに店へ向かったわけだが、当時そのゲームの評価は低く、発売直後にも関わらずゲームを手放して俺が手にした金額は、わずか1500円ほどであった。当然ドラ○エ4が手に入るわけもなく、とにかく親に泣きついてはあの判断を悔やむ日々。しかし、その努力が実って、ドラ○エ4発売開始当日、俺はゲームを手にすることが出来た。

・・なぜ急にこんな話をしたか。それはつい先日、あれから10年以上経ち20歳となった俺は、たまたまそのスウィートホームを改めてプレイする機会を得たからである。当時俺を恐怖のどん底に陥れたそのゲームが、どれほどのものだったのか、俺は気を引き締めこの苦行に挑んだ。

・・・・全然大したことない。なぜあんなにも恐怖したか今となっては検討もつかない。それどころか、当時のゲームでこれほどのシステムを実現していた事に驚かされ、むしろこのゲームを楽しんだ。今の俺がこの二つのどちらのゲームを選ぶかと言われれば、迷うことなくスウィートホームを選ぶであろう。

現に今このゲームの評価は高く、一部ではリメイクを願う動きさえあるようだ。当時1500円程度の評価しか得なかったこのゲームは、恐らく今はもっと高値で取引されるだろう。

今は不況と言われる。それはゲーム業界とて例外ではない。それと対照に、当時はゲーム全盛期であった。それだけに多くのゲームが発売され、名作でありながらその評価を受けられずに多くのゲームの中に埋もれたものが多くあった。ヴィジュアルにばかり拘って画一的なシステムが目立つ今日のゲーム。俺は今のゲームより、古きよき時代の、独自性溢れるゲームが好きであり、今のゲーム業界が見習う部分も多いと思っている。

・・と偉そうに長々と語ってきたが、偶然も偶然、実はこのスウィートホームをプレイする機会を得たのは友人宅にPS版ドラ○エ4を借りにいったという経緯があり、その日この二つを借り、結局ドラ○エ4を熱心にプレイしている俺がいる。





2/4
今日は昔あった、あるゲームのほろ苦い思い出を、バスローブでワイン片手に猫を抱きながら語りたいと思います。忘れもしない、あれは1989年だか1990年だかどっちか、多分そのへんの話。よく覚えてない。

そう、その年はあの人気シリーズ、『ドラ○エ』の四作目が出た年であった。しかし、そのゲームの発売ちょっと前、奇しくも同じジャンル、RPGの、とあるゲームが発売された。ドラ○エの発売を心待ちにしていた俺は、何を血迷ったか、そのゲームに心引かれ、少ない小遣いの中で苦心した末、ドラ○エを諦めそのゲームを買うに至る。

そのゲームとは、邦画ホラーの大作をゲーム化した、『スウィートホーム』であった。当時7〜8歳の俺にとってあの映画はあまりに衝撃的で、そのゲーム版が出たと聞けば、買わずにはいられなかった。
期待に胸膨らませ、家に帰りすぐにプレイを開始する俺。・・これが悪夢の始まりだとも知らずに・・。

ゲームを始めるも、まだ子供だった俺にとって、そのシステムは理解に苦しむものだった。右も左も判らぬまま、とにかくゲームを進める俺。今のゲームと比べ質素な音楽と画像も、当時の俺に恐怖心を抱かせるには十分だった。

と、主人公達の一人が突然、叫び声をあげて助けを求めている。俺にはどうすることも出来ない。只々時間が流れる。・・・約2〜30秒程経った頃、彼は腹を真っ二つに裂かれて死んだ。

俺はその主人公の死の叫びに勝るとも劣らないほどの断末魔の叫びを上げ、泣きじゃくった。そのゲームを箱に戻し、もう二度と空けまいと思った。恐怖を分かち合う為に友人にもやらせた。

・・・しかし、どんなに後悔しようとも、俺はもう『ドラ○エ4』を手にする事は出来ない・・・。俺はほんの数時間前、このゲームを買って浮かれていた自分を呪っていた。

---------------------------------明日に続く---------------------------------






2/2
皆様、電車に長い事揺られていると、どうしても退屈な思いをしてしまう毎日、いかがお過ごしでしょうか?
特に朝の満員電車であれば、座る事も侭ならずストレスは溜まるばかり。
今日はそんな悩める貴方に飛びきりのアイディアをご用意いたしました。

まず、車両の上に取り付けられた菱形の物体にご注目下さい。

そんで外に目を向けてみると、当然この菱形の影が映っているわけです。無かった場合、貴方は残念ながら逆ポジを陣取ってしまっています。早急に移動を試みてください。日が出てない場合はご愁傷様。ちなみに俺は日陰がお似合いなのか、いつもベスポジにいます。きっとこれからもずっと俺は日陰で人生を送ることでしょう。

さて、ここからが重要。この影を、『船に引っ張られて水上スキーを楽しんでいる人間』のように見ようと思えばギリギリ見れなくもないと思います。そう思い込んで下さい。

するとアラ不思議、周りの地形の変化に応じてこの人間が伸びたり縮んだり傾いたり足カックンをされたみたいになったりして私の経験上2〜3分くらい楽しめます。その後は飽きます。もうお前の顔など二度と見たくないくらいの嫌悪感に襲われます。そしたら後はご自由に。本を読むなりメールするなり友達と語らうなりして時間を潰してください。

でも本があったり友達と一緒だったりするなら始めからこれに頼る必要もないので、結局の所無意味です。やっぱり見ないようにしましょう。

では、これからもこんな素敵に不愉快なアイディアが浮かび次第、随時紹介していきたいと思います。ホントに素敵なアイディアが浮かんだ場合は俺が独り占めするので紹介しません。





2/1
色々面倒があったテストも終わり、今日は友達と久々に酒を呷った。開放感から気分も盛り上がり、後振り構わず酒を飲み飯を食い散らかす一同。そんな折、友人がふと洩らす。
『俺らももう三年か・・。』
ピタリと会話の止まる一同。赤くなった顔と相対する静寂した雰囲気。そう、きっと皆思いは同じだ。

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つい先日とも思える、スーツを身に纏い各々の思いを胸に抱いて出席した入学式。あの日からもう二年が過ぎようとしていた。そして丁度あと二年後には、あの日と同様にスーツを身に纏い、俺らは社会に出て行く。この中に将来への確固とした展望を持っているものは恐らくいないだろう。この時期になって自分の進みたい道、進む道の見えない不安感と、それとは対照にある『飲み会』という場にいる自分への疑問。きっと皆、今こうして遊び呆けている自分への罪悪感を感じた瞬間だった。

でもそれもほんの一瞬。すぐに空気は飲み会のそれに相応しいものへと戻った。間違いなく不安は消化しきれていないのに、能天気な連中である。とは言え、もちろん俺も一緒になって騒ぐ。だって俺に限って堕落人生を歩むなんてンな馬鹿なッ。笑い話にもならんよ。・・・・ホント笑えねェよ・・・・。

酒はただ楽しむ為に飲むとか、美味しいから飲むとか、それだけじゃなくて、自分の中のモヤモヤしたものを誤魔化すためにもあるものだって事、今更ながら実感した。少なくとも今日の俺等は、この全てを満たしたはずである。





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